私が転職活動を本気でやった理由Ⅱ ~自己分析①~

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私が転職活動を本気でやった理由 ~きっかけ~ | kinGlunaのジンイチブログ

仕事のモチベーションは完全になくなっていました。
自分が変わらなければいけないと感じていたころ、私は完全に仕事への情熱を失っていました。
皆さんは何のために仕事していますか??
このころの私は完全に何のために仕事をしているのか?その働く目的を見失っていたと思います。

働く目的がわからなくなっても、仕事なので朝から夜まで働きます。
でも、そこに”心”はなく、むしろ不安や精神的疲労に耐え、心がむしばまれている感覚しかなく、
人に迷惑をかけられないという責任感だけでカラダが動いていたと感じています。

マズローの五段階欲求説
仕事へのモチベーションがなくなると、私生活にも影響してきました。
当時は仕事は人生の中で優先順位が高いと考えていたため、仕事の悩みが増えると
同時に私生活でも楽しくない感覚がありました。
ただ、「人生一回、こんな気持ちで人生送っているのがもったいない」と感じていた私は、
心理に関する本を何冊か読んで、その状態からの打開策を探していました。
そのときに、知ったのがマズローの五段階欲求説です。

聞くと割と有名な理論なので、ご存じの方は多いかもしれませんが、
人の欲求を五段階に分類した理論になります。
これは、心理学者のアブラハム・マズローが提唱した理論で、
低階層の欲求が満たされると、より高次の欲求を満たそうとする人間の心理をまとめています。
1が最も高次な欲と言われています。

  1. 自己実現の欲求
  2. 承認の欲求
  3. 社会的欲求
  4. 安全の欲求
  5. 生理的欲求

私はこれを知ったときに、「完全に承認欲求で仕事をしている」と思いました。
ただ承認欲求だから良い悪いと判断して終了するのではなく、
「承認欲求で仕事を頑張れてきた自分がなぜこんなに悩んでいるのか?」という
自己分析に使いました

自己実現の欲求の領域に移行していた!?
前回の記事の通り、コロナ前の私はそれなりに周囲から評価されていたと思います。
そのため、期待されたことに応えられた達成感や評価されることが嬉しくて、
仕事も楽しいと感じられていました。
ただ、思い返せばそれは人から評価されることが嬉しいと感じていたのだと思いました。
自分がやりたいことが実現できているという嬉しさではなく、
人が評価してくれて、私のことを承認してくれることが嬉しかった
のだと思います。

今も人から承認されることはとても嬉しいし、
家族からよく思われたいから頑張るってことも結構あるので、私の承認欲求は現役です。
しかし、贅沢にも私はこれまでたくさん人から評価してもらってきたと感じているため、
その嬉しさに飽きを感じているのかもと振り返りました。

そう考えると、自分が仕事のモチベーションを失ったきっかけだと感じている
三次上司から叱責された後、褒められても嬉しいと感じられなかった経験も
単に自分の中で承認欲求の段階から次の段階に移行しているのかもしれないと自己分析できました。
人として信頼できなくなった人から褒められても嬉しくないという気持ちもありますが、
近頃、人に褒められてもこれまでほどテンションやモチベーションが上がることが
無くなりつつあると感じていました。

私がやりたことってなんだっけ??
こうして自己分析し、自分が承認欲求と自己実現の欲求の狭間にいるから悩んでいるのだと
仮説を立てることができました。

そこから自己実現の欲求を考えることになるのですが、これはかなり時間がかかりました。
そして、これかもしれないと思うやりたいことが見つかっても、
それをやるために一歩踏み出すことにも勇気や時間が必要です。

次回は、私が自己実現の欲求を考えたときのお話をしたいと思います。
続きは別のページで書きます。

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