2児のパパの私が自分の時間をつくるために参考にした角谷リョウさんの『睡眠戦略』についてご紹介します。
表紙はこのような感じです。Amazonのリンクを張っておきます。
※注意事項
私の本紹介では、もちろん事実は事実のまま紹介しますが、
私なりの解釈や意見を含んだ内容で紹介します。
そのため、そんなこと書いてたかな?と思う部分もあるかもしれません。
純粋に内容だけをお知りになりたい方は、まず本著を読まれることをお勧めします。
上記のことをご理解の上で、下記読み進められるようお願いいたします!
私がこの本を選んだ理由
- 睡眠時間を削るとカラダに影響が出るようになった
30歳半ばとなり、無理に睡眠時間を削って時間をつくろうとすると、直ぐに風邪を引くようになってしまいました。
一番は、肌荒れしやすくなり、ニキビがすぐにできてしまうことです。
頻繁にニキビができるので、洗面所には大量の塗り薬があります。。 - 子育てで自分の時間が取れなくなった
基本的に生活の中心は子どもです。
仕事が終わると子どもと一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、歯磨きして、寝る準備をしていると直ぐに21時前です。
私の場合、子どもを寝かしつけると、十中八九一緒に寝てしまいます。
むしろ、私の方が早く寝ているときもあります。笑
上記のような理由から、自分のような環境でも健康を維持しながら、睡眠を工夫する方法はないかと考えていました。
そんな時に、本屋さんでこの本を見つけたので、手にしてみました。
夜寝て朝起きるだけが睡眠じゃない?
私のようなサラリーマンをしていると、夜寝て朝起きる生活リズムが普通です。
また、現在も私の学生時代を振り返っても、学校は朝始まって夕方に終わることが当たり前で、
この夜寝て朝起きる生活リズムで世の中が回っています。
一方で、世の中には睡眠を自分の生活の中にうまく取り入れて、
大変なご活躍をされている方たちがいます。
有名な話で言うと、MLBプレーヤーの大谷 翔平選手です。
先日のワールドシリーズのニュースでも「試合後即帰宅」と取り上げられていましたが、
自身のパフォーマンスを上げるために睡眠を取っているということです。
他にも将棋の藤井 聡太棋士やサッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手も独自の睡眠を取り入れていることで話題になっていました。
このように、ご自身の状況や体質に応じた様々な睡眠手法を取り入れて、パフォーマンスを上げることを睡眠戦略として紹介されています。
7つの睡眠戦略
本著では、睡眠戦略として7つの睡眠方法が紹介されています。
- 短眠戦略
- 快眠戦略
- 長眠戦略
- 二分割睡眠戦略
- 多分割睡眠戦略
- フレックス睡眠戦略
- チーム睡眠戦略
楽天ブックスにはわかりやすい画像がありましたので、気になる方は参照ください。リンク
それぞれ面白い睡眠方法で、私が生きてきた中で考えもしなかった睡眠方法なども紹介されていました。
ただ、私は自分の時間をつくりたいと思ってこの本を手に取ったため、直ぐに使えそうなものは2つだったかなと思います。
「短眠戦略」と「二分割睡眠戦略」です。
理由としては、私のようなサラリーマンだと昼間に睡眠時間を取ることは難しいためです。
睡眠の原理と効果
睡眠の原理と効果について詳しくは、ググっていただくのが一番だと思いますが、
要は睡眠には3つの周期(深いノンレム睡眠、浅いノンレム睡眠、レム睡眠)があって、
それぞれの周期にはちゃんとした役割があるため、それをうまく使うという理解をしました。
エーザイのHPにわかりやすい説明がありましたので、リンクを張っておきます。
ピックアップ①短眠戦略
短眠戦略とは、睡眠時間を1日5時間前後に抑え、活動時間を増やすことと紹介されています。
日中のアドレナリン、ドーパミンが増加し、エネルギッシュな時間が継続するため、
繁忙期に仕事をバリバリ片づけたいとき、プライベートを犠牲にしてでも働きたいとき、資格試験などの追い込みのときなどに有効な睡眠戦略だそうです。
※日中に仮眠を取るなど睡眠方法が書かれていましたので、詳しい睡眠の取り方については本著をご確認ください。
睡眠は体調に大きく影響することだと思いますので、本著のような専門知識が書かれたものをしっかりとご確認の上で、取り入れられるのが良いと思います。
ピックアップ②二分割睡眠戦略
二分割睡眠戦略とは、PM9:00~10:00など夜早い時間から3時間眠り、深夜に起床して3時間しっかりと活動した後、もう一度3時間眠ることと紹介されています。
無敵の3時間が手に入ると書かれており、私も実生活に取り入れている手法になります。
半年ほどこの睡眠方法を取り入れていますが、日中に居眠りをすることや頻繁にニキビができることはなく、快適に自分の時間を手に入れることができています。
このブログや個人事業主になって副業にも挑戦しているのですが、その無敵の時間を使って活動できています。
※こちらも睡眠方法など注意事項が書かれていましたので、詳しい睡眠の取り方については本著をご確認ください。
人生と睡眠
最後に、この本を読んでふと「これまで何年、人生の中で眠ってきたのか、これから眠ることになるのか?」ということが気になってしまいました。
そこで、自分の平均睡眠時間を8時間として、これまでの睡眠時間を考えたところ、
「今34歳なので、その1/3寝てたとすると、、、約11年!!!」
当たり前のことなんですが、なんだか数字を見ると少し驚いてしまいました。
さらに、「これからあとどれくらい寝て、どれくらい働くことにもなるんだろう」と思い、そちらも計算してみました。
<これからの睡眠時間と労働時間>
60歳まで働くと仮定して、
現在34歳なので、残り26年働く。
1日8時間寝ると、一日の1/3が睡眠時間。
26年の内、起きている時間は、17.3年。
起きている時間の内、1/2を働く(8時間労働)とすると、労働時間は、8.7年。
この計算では、逆に「あと8.7年しか働かないのか」と感じ、
残り少ない労働時間を悔いなく、やりたいことでやりきりたいなと強く感じました。
睡眠時間と労働時間の計算をまとめると、以下のような感じです。
まとめ
今回、育児の中でも自分がやりたいことをやれる時間を探していたときに、本著に出合うことができました。
結果として、実際に自分時間が手に入ったので満足しています。
さらに、自分の労働やこれからの人生に対しても、前向きな気持ちにさせてもらえた一冊でした。
もし同じようなお悩みを抱えている方がいらっしゃれば、ご一読ください!
以上、角谷リョウさんの「睡眠戦略」のご紹介でした。
⇒Amazonのリンクです。